和の仕掛け絵手紙+山岡進の情報箱
鶴亀
能三作のうちの能舞台をテーマにした作品。独特の佇まいを紙と木を使って立体表現しました。白地部分に書かれた書は、演目「鶴亀」の一節です。紙に直に書かれたもので、父、山岡勇氏に依頼しました。 W57xH36xD12cm
羽衣
能三作のうちの能面を主題にした作品。小面(こおもて)という、女性の面の中でも最も完成されたとされる面を使い、演目「羽衣」をテーマにその優美さを起こし絵として表現しました。面は粘土、冠は紙を主に使用しています。また藤の花模様は粘土質材で盛り上げ、彩色したものです。 W41xH53xD8cm
道成寺
能三作のうちの能面を主題にした作品。 般若(はんにゃ)が登場する「道成寺」がテーマです。起こし絵の特徴である「埋め込み」デザインとして体部分の殆どは白台紙の奥に埋め込まれた様になっています。着物は布製。面は木材+粘土。W31xH40xD10cm
庵灯(あんどん)
実際に使える暮らしの道具として灯りを作品として作ってみました。全体の体裁は昔ながらの行灯ですが、灯り部分の障子を開けると中が座敷になっているという趣向です。光源としては部屋の天井部分に電球を仕込んであります。外枠部分は地元の指物師の方に製作をお願いしました。 W18xD18xH43cm