以前から興味のあったオーストリアの建築家Otto Wagner(1841-1918)設計によるKarlsplatz駅を起こし絵に仕立てました。19世紀終わり頃ウィーンに建設された地下鉄の駅舎で、現在も現地に保存されています。

 ドーム型屋根の手前半分のみを実際に製作し、その奥に仕込んだ鏡によって奥半分の屋根を写して、額縁の中に独立した建物を存在させました。室内奥に見える時計は実際に機能させるために懐中時計を仕込みました。W57xH36xD13cm

回廊

 洋館の回廊をテーマにした小作品。回廊越しに室内を覗ける構造で、室内に2枚の鏡を設けることにより、全周囲を回廊に囲まれた空間を表現。天井のクラシックな照明が怪しげな雰囲気を作り出しています。 W33xH27xD10cm

夢のあと

 「無常観」というものを洋館を題材にして表現してみました。正面から見える外装部分は、時代が経過した味わいにし、室内部は今が盛りの「良き時代」を表現しました。起こし絵の特徴である「奥行」の表現として、右側ドアの向こうにずっと奥へ続く廊下を見せてあります。照明装置内蔵。 W57xH36xD13cm 2008年作製